指定廃棄物「暫定集約」賛否割れる 栃木県内6市町長

 放射性物質を含む指定廃棄物の処分場候補地選定問題で、下野新聞社は11日までに、農家が一時保管する廃棄物を市町ごとに暫定保管場所に集約する環境省の提案について、関係6市町長にアンケートを行った。暫定集約案に、那須塩原、矢板両市が前向きな意向を示したのに対し、那須町は「どちらかといえば反対」と回答し賛否が割れた。同省は6市町と個別協議を進めているが、那須塩原、大田原、那須の県北3市町は可能な限り歩調を合わせ、統一した方針で提案に対応することが望ましいとした。

 アンケートは、廃棄物の一時保管農家がある大田原、那須塩原、矢板、日光、那須、那珂川の各市町長を対象に、昨年7月の同省提案から半年がたった1月下旬に行った。

 市町ごとに集約する提案に「賛成」としたのは那須塩原市。矢板市は「農家の負担軽減は待ったなし」として「どちらかといえば賛成」。大田原市は「どちらともいえない」としたが、国の責任の持ち方次第では賛成する考えも示した。