真岡高に伝統語る寄付相次ぐ 1964年の駅伝の手拭いやマントなど

 【真岡】真岡高に昨年、OBからの物品寄付が相次いだ。1964年の東京オリンピック開催を記念し始まった同校駅伝大会の手ぬぐいのほか、学帽や、戦前に同校生徒が使用したものと同じデザインで新調されたマントなどが贈られた。同校では、生徒たちが母校の歴史を感じ、愛着や誇りを高める品々として校内での展示を検討している。

 益子町益子、会社経営城野徹(じょうのとおる)さん(62)が贈った手ぬぐいは、同じOBの兄が在校していた時に製作されたもので、1964年の年号や「東京オリンピック記念 第1回校内駅伝競走大会」の文字が記されている。

 駅伝は現在も続いており、今や同校の伝統行事。

 また、大阪府豊中市、牧師田上篤志(たがみあつし)さん(53)は、戦前の旧制中学時代に同校の生徒たちが使用していたマントと同じデザインのマント1着を寄贈した。

 20代のころに見た旧制高校が舞台の映画に感銘を受け、「青春を謳歌(おうか)した学生時代の気持ちを思い出そう」と、当時製作を手掛けていた市内の洋服店にオーダー。昨夏、帰省した際に自身の学帽と共に同校へ届けた。

 「マントは夢を持ち、自己を強く主張した昔の高校生の気風を物語っている。そんな姿勢を在校生にも持ってもらいたい」と願いを語る。