過酷な大自然500キロに挑戦 宇都宮の米田さん、海外冒険レースに初出場 

 ニュージーランドで3月に開かれる、世界屈指の過酷さで知られるアドベンチャーレース「GOD Zone(ゴッドゾーン)」に宇都宮市清原台5丁目、会社員米田英昭(よねだひであき)さん(37)がチームの一員として初出場する。大自然を舞台に総距離約500キロ、山を登る累積標高1万メートル以上を自らの体力のみで走り抜く、最大10日間の壮大なノンストップレース。「未知の世界だが、チームとして完全完走をぜひ成し遂げたい」と初挑戦に燃えている。

 アドベンチャーレースはトレイルランニング、マウンテンバイク、カヤックを基本に山、川、海、砂漠、洞窟など多様な自然の中を進んでゴールを目指す競技。男女4人1組で競う。チェックポイントとゴールは決まっているがルートは地図とコンパスで自ら切り開く。その過酷さは近年、テレビで海外レースが特集され知られるようになった。

 ゴッドゾーンは今年で7回目。コースは毎年異なる。今回の優勝予想は約5日間での完走。睡眠時間すら惜しんで進み続ける体力、地図や地形を読む知力、多様なアウトドア技術、精神力とチームワークなど全てで高度なレベルを要する。

 今大会は世界各国から約100チームが集結。米田さんは社会人アマチュアチーム「リアルディスカバリー」として出場する。東京都の人材育成コンサルタント業小沢郷司(おざわごおし)さん(41)をリーダーに国内トップ級の実力だが、過去2度の挑戦で規定時間を満たした完全完走はない。

 米田さんは、日本海から日本アルプスを経て太平洋まで走破する「トランス・ジャパン・アルプス・レース」など数々の大会で活躍。より大きな舞台を求め、小沢さんの誘いに応じた。