関東のDMAT集まり大規模訓練 栃木県内で初めて 噴火、地震など想定【動画】 

関東のDMAT集まり大規模訓練 栃木県内で初めて 噴火、地震など想定【動画】 

 県内で大規模災害が起きた場合の医療提供体制を強化しようと、関東1都6県の災害派遣医療チーム(DMAT)の関東ブロック訓練が10日、県庁や県内各地の病院などで行われた。県内17の医療機関のほか、県内外のDMATなど計約750人が参加し、治療や患者の搬送などの連携を確認した。本県で同訓練が行われるのは初めて。

 訓練は那須岳の噴火や県庁直下型などの地震を想定。各病院などで指示役が状況や条件を設定し、参加者が対応する方式で行った。訓練開始後、県外100病院のDMATの医師や看護師ら約500人が本県入りし、病院などで対応に当たった。

 宇都宮市の陸上自衛隊北宇都宮駐屯地には、広域搬送拠点臨時医療施設(SCU)が設置され、患者の受け入れを行った。搬送手順なども確認し、陸自のヘリは千葉県内まで飛行した。

 済生会宇都宮病院では院内の災害訓練も合同で実施した。受傷程度に応じた治療や搬送などの対応を確認した。

 同院のDMAT活動拠点本部で管理者を務めた日本赤十字社医療センターの諸江雄太(もろえゆうた)医師は「非常に良い訓練だった。実際の災害でいかに反映できるか。チームワークをさらに強固にすることが大切」と話した。