黒田原の120年、地元住民が写真集作製 那須

 【那須】先人たちが築いた地域の歴史を知ってもらおうと、地元住民でつくる「黒田原地区地域づくり委員会」が初の写真集「黒田原のあゆみ」をこのほど作製した。1891(明治24)年に黒田原駅が開業してから発展を遂げた黒田原地区の歴史などを約70枚の写真や解説文で紹介している。瀬尾清(せおきよし)会長(80)は「地域の協力で当時を振り返る貴重な史料が集まった。黒田原の素晴らしさを再確認し、郷土愛を深めてほしい」と話している。

 瀬尾会長によると、アカマツの原生林だった黒田原地区は黒田原駅の開業を機に一変。周辺に民家が建てられ、市街地が形成されたという。

 写真集はA4判54ページ。「黒田原駅のあゆみ」の項目では、初代黒田原駅の駅舎や日露戦争に東北地方から出征する兵士を激励するため、駅で行われた少年音楽隊の演奏などの写真を掲載。明治中期から昭和中期までの駅の様子を紹介している。