地元産そば粉でプリン 日光

地元産そば粉でプリン 日光

 【日光】そばスイーツを地域の活性化などに役立てようと、岩崎のそば店「観世音(かんぜおん)そば下の家」(半田耕一(はんだこういち)店主)は7日、同店などで2種類の新商品「日光鶴亀蕎麦(そば)プリン」を発売した。日光産玄ソバを使った赤色の「ストロベリー」と白色の「ホワイトソース」で、国が推進する6次産業化の一環として開発した。半田店主(59)は「そばスイーツの認知度が高まれば」と期待を寄せている。

 同店は昨年、国の「6次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画」に市内で初めて認定されたそば店。“そば処日光”で地元産のそば粉を用いた新しいブランド商品を作ろうと、昨春から本格的なそばプリンの開発に乗り出した。

 一般的な市販のそばプリンは加工や火入れの過程で、味や食感が悪くなることが課題だった。試行錯誤を重ねつつ、昨年9月から試食会を計4回開催。鹿沼市の洋菓子店と共同で取り組んだ結果、1月末にソバ本来のうま味や香りを存分に生かしたカスタードプリンの開発に成功した。

 ストロベリー(税込み300円)は県産いちごの酸味を生かした舌触りの良い食感が特徴。ホワイトソース(同)は舌に絡む濃厚な甘さが売りで、いずれもソバの香りが余韻として口の中で広がる。名称は子授けの「鶴の子観音」で知られる地元の岩崎観世音寺と半田家のお印の亀から名付けた。