開通前道路を児童が見学 公共事業や建設機械を学ぶ 鹿沼

開通前道路を児童が見学 公共事業や建設機械を学ぶ 鹿沼

 【鹿沼】県道宇都宮鹿沼線のバイパス「鹿沼市千渡工区(東町−千渡)」の開通を前に5日、菊沢東小の3年生53人がプレイベントとして舗装作業中の現場見学会に参加した。

 施工会社11社と県鹿沼土木事務所の主催。地元の小学生に公共事業への理解と建設産業への関心を深めてもらうのが狙い。

 児童らは2組に分かれて事業の説明を受けた後、最初に「バックホウ」など大型建設機械の説明を受け、実際の舗装場所に移動。「舗装時のアスファルトの温度は170度」「雨水が道路にたまらず浸透する舗装」などの説明を聞き、最後は高所作業車に試乗、約10メートルの高さから工事現場を見渡した。

 佐藤仁(さとうひとし)君(9)は「舗装工事の機械が大きくてすごかった。開通が待ち遠しい」と話した。

 バイパスは延長1734メートル。幅員は20メートルで車道は3メートルの片側1車線、両側に2・5メートルの停車帯、4・5メートルの自転車・歩道を備える。現在の道路は交通量が多く、朝夕を中心に慢性的な渋滞が発生、また歩道が狭く、自転車、歩行者の安全確保が望まれていた。工事は2007年度から始まり、事業費は約44億円。3月10日に正式開通する。