大天狗が鬼退治、鹿沼・古峯神社の節分祭

 【鹿沼】草久(くさぎゅう)の古峯(ふるみね)神社で3日、節分祭追儺(ついな)式が行われた。福島などからの県外組を含め年男年女、来賓ら計500人が昼前と夕方の2回にわたり豆まきを行い、「福は内、鬼は外」の掛け声が山あいの雪が積もる境内に響き渡った。

 豆まきに先立って本殿では年男年女、崇敬者が災厄や邪気を払うための祈祷(きとう)が行われた。同神社の祭神の使いとされる大天狗も登場、長さ約2・5メートルの大きな「福うちわ」をあおぎ、本殿の中にいた赤鬼と青鬼を追い払った。恒例となった大天狗のユーモアあふれる所作、口上が参列者の笑いを誘った。

 境内の特設舞台からの豆まきにも大天狗や特別年女の歌手若山(わかやま)かずささんらも参加。集まった多くの人に豆や菓子などをまいた。舞台から初めて福豆をまいた宇都宮市岩曽町、会社員篠崎容子(しのざきようこ)さん(43)は「この1年の無事を祈った。盛大な催しで驚いている」と話した。

 また今宮町の今宮神社でも節分祭を開催。午後2回、豆まきが行われ、境内は多くの市民でにぎわった。