「とちぎ江戸料理」給食に初登場 栃木市の小学校

 【栃木】市の新たなグルメ「とちぎ江戸料理」が2日、初めて学校給食で提供された。食育の一環として児童生徒に地域の食文化や歴史への理解を深めてもらおうと、市内の栄養教諭らが献立を考案。同日は栃木中央小で、しもつかれや、みそ仕立ての汁物「鳥の濃(こく)しょう」などが振る舞われた。(杉町(すぎまち)ハナ)

 とちぎ江戸料理は、江戸の風情が残る市の新たな名物を作ろうと2015年に市内の飲食店などが開発。現在、18店舗3団体が提供している。

 この日、同校では給食前に栃木語り部の会の間中一代(まなかかずよ)さん(58)が4年生107人に郷土料理にまつわる昔話を披露。児童は予習を万全にして食事に臨んだ。

 献立は、1785年に出版された料理本から再現した、鶏肉にみそを練り込み野菜と煮込んだ鳥の濃しょう、しもつかれ、モロのニラ入り甘酢あんかけ、赤飯、牛乳。児童たちは「(モロは)魚ではなく、肉みたい」「濃しょうの野菜がしゃきしゃきしている」などと味わっていた。