稚アユの出荷ピーク 下野・栃木県漁連種苗センター

稚アユの出荷ピーク 下野・栃木県漁連種苗センター

 アユの稚魚を生産している下野市谷地賀の県漁業協同組合連合会種苗センターで、出荷が最盛期を迎えている。

 1日は、5センチほどに育った約20万匹を宇都宮、さくら市の養殖業者に出荷。同センター職員が銀りんを光らせた稚魚を飼育池から網ですくい、バケツに入れてトラックの水槽に移していった。

 同センターでは昨年8月中旬に親魚から採卵し、受精。10日ほどでふ化した稚魚を約4カ月間育ててきた。同連合会の加賀豊仁(かがとよひと)専務理事は「順調に生育し、技術的にも質の高い稚魚ができた」としている。

 稚魚は那珂川系をはじめ鹿児島、広島県のダム湖産など5種類で、今年は800万~900万匹を出荷する予定。今後、養殖業者が10センチ以上に育て、3月下旬ごろから4月にかけて県内外の河川に放流される。