全商協検定、10人が全種目で1級 宇商高初の2桁合格者

 【宇都宮】宇都宮商業高の3年生9人と2年生1人が本年度、全国商業高等学校協会(全商協)が主催する9種目の検定全てで1級を取得した。同校では初めてとなる2桁の合格者数で、全国的に見ても上位に入る好成績だという。生徒たちは「励まし合って取得した。全力で目標に向かった高校生活だった」などと話している。

 検定は珠算、電卓、簿記、ビジネス文書、英語、ビジネス情報、プログラミング、商業経済、会計の9種目。全商協によると、前年度の3年生の全検定1級合格者は全国で29人だったという。こうした数字から、指導した小宮啓幸(こみやひろゆき)教諭は「10人合格は全国で上位に入る」と推測する。

 今回、9種目制覇したのは3年の中島大成(なかじまたいせい)さん(18)、馬場夏美(ばばなつみ)さん(18)、佐藤陽雪(さとうはるゆき)さん(17)、福田和真(ふくだかずま)さん(18)、堀内翔瑠(ほりうちかける)さん(17)、佐藤一成(さとうかずなり)さん(18)、田村(たむら)みれむさん(17)、春江沙保(はるえさほ)さん(17)、諏訪朱音(すわあかね)さん(18)と2年金子勇佑(かねこゆうすけ)さん(17)。

 生徒たちは、2年時に9種目を制覇した3年石戸広明(いしとひろあき)さん(18)に触発され猛勉強を始めた。難問は教え合い、くじけそうな時は同じ目標を持つ同級生たちを思い浮かべ、気持ちを奮い立たせた。