タグラグビーの裾野広げたい 佐野市内の全学級にパンフレット配布 教職員らの研究会

タグラグビーの裾野広げたい 佐野市内の全学級にパンフレット配布 教職員らの研究会

 【佐野】市内小学校教職員らでつくる「タグラグビー自主研究会」はこのほど、タグラグビーのルールや学年別の指導案をまとめたパンフレットを作成し、市内小学校の全学級に配布した。同会の仲江川卓哉(なかえがわたくや)植野小教諭(34)は「新しい競技で分かりにくいこともあるかと思うが、ぜひ冊子を手に取って参考にしてほしい」と活用を呼び掛けている。

 未経験の教職員でもタグラグビーに取り組みやすいよう、授業プランを研究し、成果をパンフレットにまとめた。学年ごとのレベル分けや授業計画の例、評価基準なども掲載している。

 タグラグビーは基本的にラグビーと同様のルールで、接触プレーを禁止し、ケガやトラブルを予防した競技。競技者は腰に左右1本ずつタグを付ける。タックルの代わりにタグを取られたボール保持者は、その場で味方にパスをしなければならない。1回の攻撃で4回タグを取られると攻守交代となる。

 安全にラグビーを楽しむことができ、ボールを抱えて走ることがメイン動作で攻守もシンプル。ボールに触れる機会や運動量が確保でき、体育の授業にも向いているという。

 2020年施行の新学習指導要領では、中高学年で実施を推奨する競技になる。市は22年のとちぎ国体でラグビーの競技会場にも指定されており、ラグビー普及の機運が高まっている。

 植野小では週に2回、タグラグビー部が練習を行っている。1月26日の練習には、4~6年生22人が参加。寒さに負けず、5対5の実践形式練習などを元気にこなした。