トラック隊列、自動運転実験 北関東道壬生—笠間

 日野自動車などトラックメーカー4社と豊田通商は30日、自動運転技術を活用し、トラック4台が隊列走行する実証実験を栃木、茨城両県の北関東自動車道で始めた。2月1日まで、車両間を通信でつないだ隊列走行を行い、地形や交通の影響などを確認する。

 トラック物流業界では人手不足やドライバーの高齢化を背景に、業務効率化のため先頭車両のみドライバーが運転する隊列走行の実現を求める声が高まっている。

 実験は経済産業省と国土交通省から豊田通商が事業を受託し、いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスが参加した。国は2022年までに自動運転を使った高速道路での隊列走行を実用化したい考えだ。

 今回は茨城県笠間市の笠間パーキングエリア(PA)−壬生PA間の約50キロを1日2往復し、高低差の対応などを技術実証する。

 レーダーで車間距離を一定に保つ技術に加え、各車を通信でつなぎ、先行車のアクセルやブレーキなどの制御情報を受信した後続車が加減速を自動で行うシステムを搭載する。今回の実験は全てのトラックを有人で実施する。先頭車両のドライバーは通常の運転操作を行い、後続車はハンドル操作のみを行う。