子どもの学習も支援 Vネット県北が食堂に併設 大田原

 【大田原】山の手1丁目の認定NPO法人とちぎボランティアネットワーク(Vネット)県北事務所は今月下旬から、小中学生の学習を毎週1回無料で支援する「やまのて学習ルーム」を同事務所で始めた。子ども食堂と併設運営する市内初の試みで、さまざまな事情がある子どもたちが放課後に学びながら過ごせる新たな居場所となる。事務所の木村京児(きむらけいこ)さん(44)は「一緒に勉強することで、子どもたちの悩みにも近づける。まずは楽しく宿題ができる場にしたい」と話している。

 県北事務所は2016年12月から事務所で毎週金曜に「やまのてこども食堂」を運営している。木造2階建ての事務所2階スペースを活用した学習支援は当初から計画されており、職員の配置が決まったことなどから開始に向け準備を進めてきた。

 同ルームは一人親や共働きといった家庭の事情などで、放課後に帰宅しても家に誰もいなかったり、塾に通えなかったりする児童生徒が対象。子ども食堂が開く毎週金曜午後3~7時に行われ、無料で利用できる。

 参加者は勉強後、午後6時からオープンする1階の食堂で夕食を食べることもできる。食堂の利用料は子ども300円、大人500円で、場合によって低額または無料にする。

 事務所は利用希望者やボランティア希望者を募集している。(問)事務所0287・48・6000。