2月に子供向け「竹工芸ワークショップ」 大田原

 【大田原】下石上の工房「八木沢竹芸」は2月11日、中央1丁目の再開発ビルトコトコ大田原で「竹工芸ワークショップ(WS)」を開催する。子どもたちに「竹の里大田原」ならではの伝統工芸を伝える取り組みの一環。同ビルの管理運営会社「大田原まちづくりカンパニー」と初めて共催し、参加対象を大学生まで引き上げるなど活動の幅を広げる。

 かつて市内には竹籠などを作る職人が多くいた。近年は2人の人間国宝(重要無形文化財保持者)や同工房代表の八木沢正(やぎさわただし)さん(64)をはじめとする竹芸家が活躍。これらを背景に市は「竹の里」をうたっている。

 しかし八木沢さんによると、今は子どもたちが手仕事をする機会がほとんどなく、伝統工芸を継承していく上で、関係者は危機感を強めているという。

 子どもの頃から竹に触れる機会をつくろうと、同工房は30年以上続く薄葉小での講習などに加え、4年前からトコトコ大田原で子ども対象の“ものづくり教室”を開催。月1、2回の教室に約10人が通っている。15年度からは佐久山など4カ所の学童保育館でも教えている。