社協が運営、スーパー内「オレンジカフェ」好評 多世代交流の場として定着 栃木

 【栃木】市社会福祉協議会が城内町2丁目のスーパー「ヤオハン城内店」内のコミュニティー空間「ふれ愛ひろば」で開いている「オレンジカフェ」が好評だ。高齢者や子連れの親など多世代の市民が交流できる場をつくろうと、昨年11月から月1回実施。地元住民を中心に口コミなどで広まり、回を重ねるごとに利用者は増えている。

 カフェは、市民との何げない会話の中から日常生活の課題を見いだそうと市社協が企画。認知症の人やその家族らが気軽に利用できる「認知症カフェ」としての機能だけでなく、多世代の市民を対象としているのが特徴だ。

 3回目となった今月24日は、これまでで最多の51人が参加。コーヒーなどを飲みながら午後のひとときを過ごした。市民団体による大正琴の演奏会も開かれ、利用者は昔懐かしい歌を口ずさんでいた。

 嘉右衛門町(かうえもんちょう)、篠崎和枝(しのざきかずえ)さん(73)は「お年寄りは家にこもりがちだが、買い物しながら入れるのでいい」と話した。

 子育て世代にも好評で、この日、生後7カ月の息子と訪れた沼和田町の主婦(29)は「家にいると子どもと二人きり。子どもの相手もしてもらって楽しかった」と笑顔を見せた。