残る大雪、影響続く 冷え込みで除雪進まず 栃木県内スポーツ施設

残る大雪、影響続く 冷え込みで除雪進まず 栃木県内スポーツ施設

 22~23日の大雪の余波が県内で長引いている。厳しい冷え込みは26日も続き、ゴルフ場のコースは雪に覆われたまま。県ゴルフ場協議会によると、県内ゴルフ場の大半で営業中止が続いているという。他のスポーツ施設でも思うように除雪が進まない。サッカーJ2に今季復帰する栃木SCは練習会場の変更を余儀なくされている。

 「まさにスキー場ですよね」。雪がちらつく26日午前、矢板市平野のゴルフ場「矢板カントリークラブ」の幹部はため息交じりに嘆いた。一面の銀世界でグリーンも芝も全く見えない。

 同ゴルフ場は同日、28日までの閉鎖を決めた。だが29日以降も見通しが立っていない。

 今回の大雪でコース上には30~40センチの雪が積もった。重機で除雪を急ぐが、狭いカート道は人の手が頼り。フェアウエーは芝を痛めてしまうため重機が入れず、雪解けを待つしかないという。八木沢辰也(やぎさわたつや)支配人(53)は「寒波で雪がほとんど溶けない。お手上げ状態」と漏らした。

 栃木SCは26日、予定していた練習会場を、宇都宮市の河内総合運動公園陸上競技場から県内の別施設に変更した。

 同運動公園管理事務所によると、同日時点でサッカー場の2、3割しか芝が見えない状況。天然芝のため融雪剤を使った除雪作業が進められず、散水と気温の上昇による雪解けを期待するしかないという。