UDタクシー普及に助成 栃木県18年度の当初予算案 東京五輪・パラ見据え450万円

 高齢者や障害者など誰もが使いやすい「ユニバーサルデザイン(UD)タクシー」の普及に向け、県は2018年度から、導入する事業者を助成する方針を固めた。1台当たり30万円、計15台分で、18年度一般会計当初予算案に450万円を計上する見込み。助成は3年間行われる見通し。20年の東京五輪・パラリンピックを見据え、県は3年間で75台増を目指す。

 UDタクシーはワンボックスタイプなどの車両にスロープや手すり、乗降用ステップなどを付け、車いすや大きな荷物を持った人でも利用できる車両。健常者だけでなく、体の不自由な人なども利用しやすい仕様で、料金は一般的なセダンタイプタクシーと同額だ。

 バリアフリー社会の推進と東京五輪・パラリンピックで大きな荷物を持った外国人観光客が増えることを踏まえ、導入を進めていく。

 県によると、UDタクシーは1台約330万円で、約180万円のセダンタイプに比べ150万円程度割高だという。導入を推進している国は1台60万円の助成をしており、県内10市町程度も18年度から30万円助成することを検討している。