上告趣意書の提出後、記者会見する弁護団=17日午後、東京・霞が関の司法記者クラブ

 今市事件で弁護団が上告趣意書を最高裁に提出した17日、主任弁護人の一木明(いっきあきら)弁護士は東京・霞が関の司法記者クラブで開いた記者会見で「非論理的で非科学的、直観的な高裁判決を徹底的に分析してきた」と二審東京高裁判決後の4カ月間を振り返った。一方、殺人罪に問われ一、二審で無期懲役の判決を受けた勝又拓哉(かつまたたくや)被告は14日、東京拘置所で下野新聞社の取材に応じ「早く自由にしてほしい」などと語った。

 憲法や法令違反、事実誤認を多岐にわたって指摘する内容の上告趣意書は計120ページ。弁護団の弁護士6人で分担して書き上げ、17日の提出期限当日まで推敲(すいこう)を重ねたという。