2005年12月、日光市(旧今市市)大沢小1年だった吉田有希(よしだゆき)ちゃん=当時(7)=が殺害された今市事件で、殺人罪に問われ一、二審で無期懲役判決を受けた鹿沼市西沢町、無職勝又拓哉(かつまたたくや)被告(36)の弁護団は17日、改めて無罪を主張する上告趣意書を最高裁に提出した。「裁判員制度の趣旨を没却しているだけでなく、裁判を受ける権利を保障した憲法にも違反している」などと二審判決の破棄を求めた。

 二審の東京高裁判決は、一審宇都宮地裁の裁判員裁判判決から、殺害の日時と場所を大幅に広げる予備的訴因を追加して被告の有罪を認定した。