アユの生息環境整備、釣りファン増へ 大田原

 【大田原】全国からアユ釣りファンが訪れる釣りの名所である黒羽向町の那珂川歩道橋下の河川環境を整備しようと、那珂川北部漁協が同所で工事を進めている。漁協独自の工事は初めてで、今月末まで行う。またJRグループによる大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」期間中の6月に女性向けのアユ釣り大会も企画。いずれも釣り客の減少に伴う打開策の一環で、薄井一郎(うすいいちろう)組合長は「釣り場の環境を整え多くの人に釣りを楽しんでもらいたい」と期待している。

 工事箇所は那珂川歩道橋の上流と下流、それぞれ100メートルほどの区間の2カ所。23日から始まり約1週間かけて実施する。4、5年ほど前から川幅の狭い場所が水流で川底がえぐられ、流れがより急になっていた。そこで流れを抑えるために、重機で岸を削り川幅を広げ、水深の深い場所に砂利を運ぶなどする。アユの餌場を広げ、生息しやすい環境にすることなどが狙いという。