【宇都宮】市は25日までに、今後5年間の観光施策の指針となる「(仮称)第2次市観光振興プラン」の素案を公表した。「餃子(ぎょーざ)」「大谷」「スポーツ」の3分野の魅力を最大限活用することなどで、「観光交流未来都市」の実現へ加速化を図るとしている。2022年の観光客(入り込み客)について、16年より約70万人多い1550万人を目指すことも盛り込んだ。

 市が13年に作った現行のプランが本年度で終了。20年に東京五輪・パラリンピック、22年には栃木国体の開催を控えていることもあり、観光振興をさらに推進しようと、市は第2次プランの策定を進めている。期間は18~22年度の5年間。

 素案によると、目指すべき観光都市像を「きらめく資源と心のこもったおもてなしで記憶に残る感動を~観光交流未来都市・うつのみや~」と定め、その実現に向けた基本戦略を作成。推進施策として、宇都宮ブランドの確立や効果的な情報発信、インバウンドの推進、市民・事業者のおもてなし意識の向上などを盛り込んだ。

 さらに、市のセールスポイントである「餃子」「大谷」「スポーツ」の魅力をフル活用するため、「リーディングプロジェクト」を設定。各プロジェクトの事業概要としては、「餃子」では他の観光資源との組み合わせ、「大谷」では「観(み)る・食べる・遊ぶ・泊まる」といった観光機能の創出、「スポーツ」では国際大会のさらなる魅力向上などを、それぞれ示している。