那須町観光協会が「第2種旅行業」登録 栃木県内の協会初、ツアー商品企画へ

 那須町観光協会(那須町湯本、広川琢哉(ひろかわたくや)会長)は23日、全国でパッケージツアーなどの募集型企画旅行を実施できる「第2種旅行業」を登録し、2月15日から客の受け付けを始めると発表した。同協会によると、第2種登録は県内の観光協会で初めて。JRグループが本県を対象に4月から全国展開する大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」を控える中、きめ細かく地域の魅力を楽しめる旅行商品を開発・発信することで、インバウンド(外国人誘客)を含めた多くの観光客らを那須に呼び込みたい考えだ。

 登録は2017年10月20日付で、同協会スタッフら4人が国内旅行業取扱管理者などの資格を取得した。取得者の1人である広川会長(50)は「登録で事前の集客がしやすくなり、各種イベントとの相乗効果が見込める」と期待する。

 同協会によると、旅行商品を開発・販売するメリットは大きく二つあり、大手旅行会社と異なり町内の魅力を熟知していることから「きめ細かな旅行商品の提供が可能」という。

 また17年3月末の経営破綻直前までツアー客を募集し続けた格安旅行会社のケースなど、旅行業界でインターネット予約サイトを通じたトラブルが相次ぐ中、同協会は営利を目的としない一般社団法人のため「安心感を与えられる」(広川会長)という。