企業主導型の保育園新設へ ふれあいコープ、栃木市内で初めて 特養内に設置、産休・育休からの職場復帰図る

 【栃木】従業員の産休・育休からの職場復帰率向上を図ろうと、社会福祉法人ふれあいコープ(竹内明子(たけうちあきこ)理事長)は今春、市内で初めてとなる企業主導型保育園を片柳町4丁目に新設する特別養護老人ホーム「かたやなぎ」内に設置する。託児事業などを行うNPO法人ウィズに業務委託し、入園定員は同老人ホームの職員枠3人と地域枠3人でスタートする。施設に入所するお年寄りと幼児が自然に交流し、子どもたちの優しい心を育てる保育を目指す。

 企業主導型保育事業は、企業が従業員のための保育施設を設け、運営費用を国が助成する制度。運営費と整備費は認可保育園並みの助成が受けられ、他企業との共同運営や地域住民の子どもの受け入れもできる。従業員の働き方に応じて多機能で柔軟な保育サービスを提供できるのが特徴だ。

 保育園は今年5月に開園予定で、託児時間は午前7時半~午後6時半。保育対象は当初、0~2歳とし、運営の状況を見ながら対象を広げていく。施設間のふれあいを大切にしようと、庭に仕切りを設けないなどの工夫を凝らす。