サッカー18歳以下の国内最高峰リーグ「高円宮杯U-18プレミアリーグ」昇格を懸けた参入プレーオフ最終日は16日、広島市のコカ・コーラボトラーズ広島スタジアムほかで決定戦を兼ねた2回戦4試合を行い、矢板中央高(関東1位)は大津高(熊本、九州2位)に1-3で敗れ、県勢初のプレミアリーグ昇格を逃した。
矢板中央高は前半、ロングボール主体の攻撃で押し気味に試合を進めたが決定機を生かせず、43分にゴール前の混戦から押し込まれて先制を許した。後半9分には左サイドを崩され2失点目。11分には途中出場のFW飯島翼(いいじまつばさ)がPKを決めて1点を返したが、44分に3点目を奪われ突き放された。
大会には全国9地域のプリンスリーグ上位計16チームが出場。4組に分かれてトーナメント戦を行い、各組の上位1チームがプレミアに昇格できる。プレミア昇格を決めたのは大津高のほか、大宮ユース(埼玉、関東3位)、尚志高(福島、東北1位)、愛媛FCU18(愛媛、四国)。