平均借入金利は1.44%、10年で0.92ポイント低下 栃木県内企業2016年度

 帝国データバンク宇都宮支店の調べによると、最新の2016年度県内企業の平均借入金利は年1・44%で、10年前の07年より0・92ポイント低下したことが19日までに分かった。人口減少や日銀のマイナス金利政策の影響で、金融機関の収益環境が年々厳しさを増している実態が浮き彫りとなった。

 帝国データバンクの企業財務データベースを使い、県内企業約9千社を分析した。決算時点の有利子負債の残高に対し年間に支払った金利の額を集計した。同様の調査は今回が初めて。

 県内の平均借入金利は07年度(2・36%)以降、右肩下がりが続く。例えば、リーマン・ショック後の09年度は1・90%、東日本大震災が起きた11年度は1・77%。その後、16年1月にマイナス金利政策の導入が決まり、低下に拍車が掛かった。