6月に解禁された一般住宅などに有料で旅行客を宿泊させる「民泊」の県内での利用者数が9月末で2304人に上ったことが15日までに、観光庁や県への取材で分かった。特に8~9月の利用者は1700人を超え、民泊の届け出受理件数当たりの平均利用者数は全国トップだった。急増する外国人旅行客の宿泊先の受け皿として始まった民泊。利用が目立つ一方で、本県の利用者は約6割が日本人という。全国の傾向とは違っており、専門家は背景に、東京などに宿泊して本県を訪れる日帰り外国人旅行客の多さを指摘した。

 観光庁などによると、県内で9月末の民泊の届け出受理件数は40件で、利用者は2304人。うち8~9月は1781人に上り、この期間の届け出受理数当たりの平均利用者数は44・5人で全国トップだった。全国平均は23・8人。一方で利用者1人当たりの宿泊日数は1・4泊で、全国平均2・7泊を下回る全国35位。利用者は多いが、連泊は少ない傾向となった。

県内市町別の民泊受理数
市町   件数
日光   37
那須   14
佐野    8
那須塩原  5
足利    3
宇都宮   2
茂木    2
野木    2
下野    1
大田原   1
矢板    1
高根沢   1
上三川   1
市貝    1
計    79