山伏が所願成就祈る 興雲律院で「年越大祭」 日光【動画】

山伏が所願成就祈る 興雲律院で「年越大祭」 日光【動画】

 【日光】天台宗の修行道場である萩垣面(はんがきめん)の古刹(こさつ)・日光山興雲律院(こううんりついん)で14日、所願成就を祈る「年越大祭」が開かれ、山伏による秘法の護摩たき「採灯大護摩供(さいとうだいごまく)」などが厳かに行われた。

 同寺院は1729年創建。比叡山と東叡山に並ぶ道場として知られる。元旦から2週間にわたる修行の満願日を祝う法要を起源として、大祭が開かれている。

 境内は前夜に降った雪でうっすらと雪化粧した。山伏は県指定文化財の鐘楼門近くに設けられた結界に入り、おのや弓矢による儀式の後に護摩たきを開始。参拝者たちは読経の中で立ち上る白煙や炎を見つめ、合掌した。本堂では厄よけの豆まきも行われた。

 約20年前から参拝しているという水戸市、会社役員早瀬裕文(はやせひろふみ)さん(58)は「商売繁盛などを願った。今年は飛躍の年にしたい」と話した。