栃木県射撃場、鉛汚染土を撤去へ 2022国体でライフル会場に

 2004年秋から鉛害防止のため休業している県総合射撃場(宇都宮市新里町)にあるライフル射撃場の再開に向け、県教委が18年度、鉛汚染土の撤去工事に着手することが11日までに分かった。同射撃場は県内唯一のライフル射撃競技の公認会場で、22年の栃木国体で同競技の会場に内定している。県教委は長年の懸案だった汚染土壌を処理し、建物などの改修工事を進め21年度の再開を目指す。

 同射撃場はクレー射撃場も併設する県総合射撃場に1979年にオープン。鉛弾による射撃場の土壌汚染が全国的に問題となり2004年10月から休業している。当時から現在まで、水質調査では土壌汚染対策法の地下水基準値を超えたことはないという。休業以降、県教委は鉛害対策の検討を進めてきたが、多額の費用や施設の運営方針が固まらなかったことから本格的な処理が進まなかった。