モニター実証が行われる「リブートエアRA-04」

「リブートエアRA-04」を開発した中井社長(左)、吉成誠取締役=宇都宮市

モニター実証が行われる「リブートエアRA-04」 「リブートエアRA-04」を開発した中井社長(左)、吉成誠取締役=宇都宮市

 宇都宮大発ベンチャーのマロニエ技術研究所(宇都宮市陽東7丁目、中井俊一(なかいしゅんいち)社長)は、フィルターを用いない酸化チタン光触媒による除菌空気清浄機「リブートエアRA-04」を開発した。ウイルスなどをフィルターで取り除く空気清浄機はあるが、ウイルスや細菌を無害化する空気清浄機は日本初という。医療機関や老人保健施設でのモニター試験(募集中)を経て商品化し、来夏には販売する。

 空気清浄機は通常、フィルターが使われ、ほこりから臭気、ウイルスや細菌を取り除く。フィルターは交換が必要で、その際、ウイルスなどが飛散し、汚染源になることもある。

 リブートエアは、直径約9センチ、高さ約55センチの円筒形浄化装置2基を備える。円筒の内側は新日鉄住金と共同開発した「高活性エコチタニア酸化チタン板」で覆われ、中心部に紫外線(UV)を放つランプが配置されている。