伝統太子祭末永く 仕事始めに安全祈願 大田原【動画】

伝統太子祭末永く 仕事始めに安全祈願 大田原【動画】

 【大田原】建設業者の仕事始めの儀式「太子祭」が10日、大田原市山の手2丁目の大田原神社で行われ、烏帽子(えぼし)に狩衣(かりぎぬ)姿の大工が伝統技術を披露し、ことし一年の作業の安全や商売繁盛を祈った。

 建築の神様として聖徳太子を祭る同神社で行われる恒例行事。40回目の今年は、主催する同市太子講や大田原商工会議所などの関係者や来賓ら計約60人が参列した。

 木やり唄に合わせ、大田原大工組合員10人が長さ4メートルの丸太を担いで境内に登場。太子碑の前で神事を行った後、のこぎりやおのを使って丸太を角材にする古式ゆかしい「釿始之儀(ちょうなはじめのぎ)」を行った。

 儀式を終えた、同組合の竹内健吉(たけうちけんきち)組合長(69)は「高齢化もあり人員が少なくなっている。組合員一丸となって儀式を末永く続け、伝統を受け継いでいきたい」と話していた。