はたきで大天狗面にたまったほこりを落とす檀家たち

 【大田原】天台宗の古刹(こさつ)、佐良土の光丸山法輪寺で13日、寄せ木造りでは日本一の大きさを誇る「大天狗面」のすす払いが行われた。

 大天狗面は高さ2・14メートル、幅1・5メートル、鼻の高さ1・3メートルで重さは1トン。1880(明治13)年、武茂村(現那珂川町)の講中が災いよけを願って奉納したとされ、本堂脇の天狗堂に安置されている。

 この日は、若水淳譲(わかみずじゅんじょう)住職(87)ら僧侶と檀家(だんか)の計5人が、はたきでほこりを落とした後、布で磨き上げた。

 年の瀬の恒例行事を終えた若水住職は「今年は災害や事件事故が多かったので、静かな年を迎えたい」と話した。天狗堂は31日から来月15日まで開帳される。