「つがの里」総合公園化 遊具や植栽整備、観覧車も 栃木市、観光拠点へ新年度整備

 【栃木】市は8日までに、都賀町臼久保の市営公園「つがの里」の総合公園化計画の素案を作成した。既存施設を有効活用しながら、遊具の設置や花木の植栽などを新たに行い、市の観光拠点として公園の魅力向上を狙う。19日から1カ月間、パブリックコメントを実施予定。本年度内に計画を策定し、新年度からエリアごとに随時、設計、着工に入る。

 つがの里は1993年にオープン。聖地公園、ファミリーパーク、ふるさとセンターパークの3公園で構成され、桜やハスの名所とされる。一方で利用者の回遊性に欠け、桜やハスが見頃となる春、初夏以外は利用者が少ないといった課題が指摘されていた。

 市は5、6月に利用者アンケートを実施。学識経験者や住民らで組織する懇談会や、都賀地域会議などで計画を検討してきた。

 素案は「自然が豊かで学んで遊べるファミリーパーク」をテーマに、基本方針を(1)自然・歴史環境を生かした公園(2)子どもの歓声でにぎわう公園(3)既存施設を生かし、アクセスに優れた公園−とした。

 自然では水質などが課題に挙がったハス池を整備。またヒガンバナやジュウガツザクラなど、秋、冬に咲く花木を新たに植栽する。

 遊具はすべり台を組み合わせたコンビネーション遊具や、公園のシンボルとして小型観覧車などを設置。園路では列車型車両を運行し、利用者の回遊性を図る。