第96回全国高校サッカー選手権大会第6日は6日、さいたま市の埼玉スタジアムで準決勝2試合を行い、本県代表の矢板中央(2年ぶり8度目)は全国高校総体王者の流通経大柏(千葉、3年ぶり5度目)に0−1で惜しくも敗れた。同校初、県勢としても53年ぶりの決勝進出はならなかったが3位に輝いた。

 8年ぶり2度目の4強入りを果たした矢板中央は前半、相手の球際の強さや素早いパス回しに苦戦。思うように中盤でボールを支配できず、再三押し込まれた。それでも稲見哲行(いなみてつゆき)、松井蓮之(まついれんじ)の両ボランチを中心とした堅守で前半を0−0で折り返した。

 後半は大塚尋斗(おおつかひろと)と山下育海(やましたいくみ)の両FWや、MF板橋幸大(いたばしこうた)らを次々に投入し、攻撃の活性化を図った。しかし19分、相手MFに鮮やかなダイレクトボレーを決められて先制点を献上した。

 同点に追い付きたい矢板中央は、途中交代で起用された選手らが奮起。終盤まで山下育や板橋、MF飯島翼(いいじまつばさ)らがドリブルで敵陣深くに攻め込んだ。後半は6本のシュートを放ったが、相手の好守にも阻まれて最後までゴールを割れなかった。