威勢よく寒中の初競り 宇都宮市中央卸売市場【動画】

威勢よく寒中の初競り 宇都宮市中央卸売市場【動画】

 宇都宮市簗瀬町の同市中央卸売市場で5日早朝、初競りがあった。競り人の威勢のよい掛け声が場内に響き渡り、マグロなどが競り落とされた。この日は一年で最も寒い時季の「寒の入り」の始まりとなる小寒。場内では防寒着に身を包んだ人たちが慌ただしく行き交う姿が見られた。

 同日午前5時半ごろ、水産物部まぐろせり場前に集まった買い受け人らを前に、水産物卸売会社「宮市」の小林保彦(こばやしやすひこ)社長が「今年も力を合わせて乗り切っていこう」とあいさつ。三本締めをして商売繁盛を願った。

 この後、冷凍メバチマグロの競りが行われた。入荷は例年並みの61本。競り人がマグロの番号を読み上げると、買い受け人らは指のサインで希望価格を示し、おのおの目当てのマグロを競り落としていった。マグロの最高価格は約24万円(82キロ)だった。

 この日の市場全体の入荷量は、水産物がほぼ例年並みの約20トン。青果物は昨年11月下旬からの低温などの影響で主にダイコンなどの入荷が減り、前年より4、5割少ない約300トンだった。

 宇都宮地方気象台によると、同日午前6時の宇都宮の気温は氷点下2・9度と平年の最低気温を0・6度下回った。