35人学級を小4にも拡大 栃木県、55学級増へ

 福田富一(ふくだとみかず)知事は4日の新春記者会見で、1学級の定員を35人とする「35人学級」を今年4月から小学4年生に導入する方針を明らかにした。県内都市部の小学校を中心に55学級増える予定で、教員61人での対応を見込んでいる。35人学級の拡大は本年度に続き2年連続。

 1学級当たりの児童数を少人数にすることで、生活面や学習面でよりきめ細かな指導が可能になる。県教委によると、正規教員と臨時的任用教員計61人で対応する予定で、人件費として2018年度当初予算案に3億数千万円を盛り込む。今後空き教室の状況などを確認し、同じ学年の児童が同一のフロアで学習できるようにするなど工夫する。

 県は35人学級について、小学1、2年生と中学校全学年に段階的に導入した。本年度からは小学3年生に拡大しており、学校や保護者を対象に行ったアンケートでは「授業中に一人一人の児童の様子を丁寧に見てもらえる」「児童が活躍する機会が多くなる」など少人数学級に好意的な結果が得られた。