知的障害者バレーボール、体験会初開催へ 栃木県協会 22年地元全国大会へチーム結成目指す

 【宇都宮】県障害者スポーツ協会は27日、知的障害者を対象としたバレーボール体験会を若草1丁目のとちぎ福祉プラザ障害者スポーツセンターで初めて開く。認知度の低い同競技に触れてもらうことで競技人口を増やし、選手の発掘を進める。本県からは全国障害スポーツ大会への出場経験がない競技だけに、同協会は本県開催となる2022年の同大会までに念願のチーム結成を果たしたい考えだ。

 体験会は、同協会が一昨年度から取り組んでいる「県障害者スポーツ選手等・育成強化事業」の一環。これまでも県内の特別支援学校などでフットベースボールの出前講座を開いたほか、卓球やアーチェリーなど個人競技の障害者スポーツ教室を企画してきた。

 同協会によると、バレーボールは聴覚障害男女、知的障害男女、精神障害の計5部門あるが、ルールが難しいなどの理由から同大会の開催県チームの結成が遅れる傾向にある。本県でも聴覚障害のチームは全国大会出場経験があるが、知的、精神障害のチームはまだ結成されていない。

 体験会は約3カ月間で5回実施。指導は県バレーボール協会のメンバーが務める。参加者が集まれば3月に代表選手の選考会を開き、福井県で開かれる全国障害者スポーツ大会の予選出場も視野に入れる。