“イチゴで外国人客呼び込め” はが観光協会が研究事業スタート スカイベリーでタイと接点

 【益子】今春の栃木ディスティネーションキャンペーン(DC)を見据え、NPO法人「はが観光協会」は3日までに、芳賀郡市1市4町のインバウンド(外国人誘客)推進研究事業に乗り出した。町内農園のタイ向けイチゴ輸出が契機となったことから、本年度は町を対象とする。初めて検討会を昨年12月に開き、イチゴや益子焼といった資源の活用法などを考えた。

 はが観光協会は真岡市東郷、大前恵比寿神社の加藤直人(かとうなおと)宮司(59)が理事長を務め、芳賀郡市の観光関係者らが活動する。

 塙の吉村農園は昨年3月、タイに県産イチゴ「スカイベリー」を独自に輸出し始めた。こうした接点を知った協会が、タイなど東南アジアからの誘客推進を発案。農村の魅力向上を支援する県補助事業を使い、方策の検討に着手した。

 昨年12月20、21の両日に開かれた検討会は、旅行会社の2人を講師に迎え、協会、地元宿泊施設、県の担当者ら十数人が参加した。参加者は吉村農園や外池酒造店、陶芸メッセ、道の駅ましこを見て回った。

 意見交換では「今、益子を訪れる外国人は陶器に興味がある人が大半」「輸出イチゴの箱に益子観光のパンフレットを入れては」「受け入れる方も英語が話せたり、表示も外国人に分かるようにしたりすることも大切」などの声が上がった。