春高バレー、挑む栃木県勢 男子・足工大付「多彩なサーブ武器」 女子・国学栃木「粘りで狙う8強」 

 第70回全日本バレーボール高校選手権大会(春高バレー)は来年1月4日、渋谷区の東京体育館で開幕し、8日までの5日間、都道府県の代表男女各52校(北海道、神奈川、大阪は2校、東京は3校)が頂点を目指して熱戦を展開する。県勢男子は足工大付が3年連続38度目、女子は国学栃木が31年連続32度目の出場。足工大付は4日午後5時35分から巻(新潟、16年ぶり6度目)と、国学栃木は同1時15分から奈良女(奈良、2年連続28度目)と1回戦で激突する。全国の強豪に挑む県勢の戦いを展望する。

◆男子・足工大付 サーブ多彩に初戦挑む

 県大会は全試合ストレート勝ちと、持ち味の攻撃力を発揮して3年連続で全国切符をつかんだ男子の足工大付。今年はサーブを強化し、3年ぶりの初戦突破を目指す。

 先発予想メンバー(リベロ除く)の平均身長は182センチ。強力なスパイクで攻撃の中心となるのがレフト塚越龍二(つかごしりゅうじ)主将。長身を生かした幅広いプレーを見せるセンター植竹智也(うえたけともや)、乱れたボールでも立て直してコンビバレーを組み立てるセッター小倉有矢(おぐらありや)など、昨年の主力メンバーも数多く残り、チームをけん引する。

 全国大会に向け、さまざまな相手守備に対応できるように、サーブのバリエーションを増やした。強弱をつけたサーブを打つには、どの程度の力を出せばいいのかを徹底的に体に覚えさせ、攻守両面での強化を図った。

◆女子・国学栃木 粘りと連係で8強狙う

 女子の国学栃木は1、2年生主体の若いチームで3回戦突破に挑む。全国8強入りの壁は高く、前回は3回戦でストレート負け。今夏の全国高校総体でも、3回戦は3セット全てでジュースに持ち込む粘り強さを見せながらも敗れた。

 武器は昨年からエースを担う牧之内唯衣(まきのうちゆい)と、坂本佑香(さかもとゆか)の両ウイングの強打だ。牧之内はフォームの改善、踏み込みのタイミングを調整し、精度を上げている。

 加えてセンター線を強化。チーム最高の身長180センチ、最高到達点295センチの安村星砂(やすむらせいら)は「春高で認められてこそ」と両太ももの筋力を増強し、ジャンプ力に磨きを掛けた。