地域協働で文科大臣賞 日光・今市第三小と佐野・北中など

 【日光・佐野】学校と地域住民が連携して子どもたちの学びや成長を支える「地域学校協働活動」に功績があったとして、県内から日光市今市第三小の「学校支援地域協議会」と佐野市北中などによる「三毳(みかも)・唐沢スクールサポートセンター」の2団体が本年度の文部科学大臣表彰を受けた。同活動は文部科学省が推進する取り組みで、本年度は全国150団体が表彰された。

 今市第三小の協議会は2008年に発足。現在は地域住民約80人がボランティアで所属し、年間延べ数百人が活動している。児童に図工や算数などを個別的に教える「学習活動支援部会」、登下校の安全を確認する「安全支援部会」、校庭にある遊具の整備や花壇を手入れする「環境美化部会」の3組織で構成し、市内最大規模の同校を支える。

 三毳(みかも)・唐沢スクールサポートセンターは北中を中心に犬伏、犬伏東、城北の各小学校で構成。10年にわたって、地域に住む専門家やボランティアを発掘して子どもたちの指導を依頼、地域の教育力を学校に取り入れてきた。

 北中では、専門家を招いて合唱コンクールの練習をしたり、ボランティアの指導で生徒が浴衣の着付けを体験したりと多様な活動を行ってきた。外部講師を招くことで教員の負担軽減にもつながっているという。