税理士試験「簿記論」に高校生合格 宇都宮商業3年の諏訪さん

 【宇都宮】宇都宮商業高3年諏訪朱音(すわあかね)さん(18)がこのほど、税理士試験の必修科目の一つである本年度の簿記論に合格した。合格率は14・2%。同校によると、県内高校生では一人だけで同校では7年ぶり。諏訪さんは簿記部の部長としても活躍し、部員と共に資格の勉強に励んできた。

 高校生の税理士試験受験資格は、2年生までに日本商工会議所(日商)簿記1級か簿記能力検定試験上級に合格していることが条件。諏訪さんは2年時に「上級」に合格し、その後税理士試験を意識したという。

 放課後3時間、休日は8時間ほど勉強時間に充てた。簿記論は問題量が多く読むだけでも時間がかかるため、過去問題や模擬問題をたくさん解いて出題形式に慣れた。

 指導した本島通宏(もとじまみちひろ)教諭は「並大抵の努力では合格しない。試験前には部として出場した大会もあり、自分のことよりも部のことを考える責任感のある生徒」と評価する。