飛駒和紙で卒業証書作り 佐野 市内32小中学校の2400枚

 【佐野】飛駒和紙保存会は22日、市立小中学全32校で本年度卒業する児童生徒の卒業証書となる飛駒和紙2400枚を市教委へ納品した。

 和紙は、飛駒町の飛駒和紙会館で一枚ずつ丁寧に作り上げた。気温の低い4、5月、9~12月に作業。A3判より少し大きめの枠で原液をすくい取り、薄さを調節しながら紙をすく。薄い紙を2枚重ね、重りを乗せて水分をゆっくりと抜き、熱した鉄板に貼り付けて乾燥する。

 原料の配合や紙すき、乾燥具合のチェックは全て感覚。出来上がった和紙は温かみがあり、ほっとする手触りになっている。