養護施設の子ども招きパーティー、クリスマスの交流続け10年 鹿沼の小林さん夫妻

 【宇都宮】睦町の児童養護施設「きずな」の子どもたちに楽しい思い出をつくってもらおうと、鹿沼市栄町3丁目、会社経営小林裕(こばやしゆたか)さん(61)、裕美(ひろみ)さん(60)夫妻がこのほど、市内の飲食店に子どもたちを招き、クリスマスパーティーを開いた。夫妻は10年前からクリスマスの時季に交流を続けており、「みんなの喜ぶ姿を見ることが何よりうれしい」と一人一人と笑顔で触れ合った。

 夫妻は長男の大学卒業後、「世間に世話になって、息子は独り立ちできた。今度は私たちが恩返しする番」と、子どもたちとの交流をきずなに持ち掛けた。

 当初はプレゼントを贈っていたが、職員から「外食の機会をなかなか持てない」と聞き、8年前からパーティーを開くように。「きずな貯金」として毎月費用をためて資金にしている。