「大谷夏いちご」栽培面積倍増へ 宇都宮、市も産地化支援

 宇都宮市の大谷地区で生産されている夏から秋に収穫するイチゴ「大谷夏いちご」の栽培面積が、来年度は現在の約2・5倍に当たる50アール超に拡大する見通しになった。生産企業2社が面積を倍増させるほか、新規参入もあるためだ。市も、施設整備への補助などを通して生産を後押しし、産地化を目指したい考えだ。

 大谷夏いちごは、県の開発品種「なつおとめ」。地下の大谷石採取場跡地にある冷たい貯留水を使って、茎が枝分かれする株元を冷やして生育を調整し、冬どりイチゴの端境期に当たる主に6~11月ごろに収穫する。沖縄県のホテルや洋菓子店などからの需要が多く、冬に収穫するイチゴの倍に当たる1キロ2千円以上の高値が付くという。