ソーラーカーなど4大会で全国優勝 矢板高・機械技術研究部

 【矢板】矢板高機械技術研究部は本年度、ソーラーカーなどの六つの全国大会に出場し、4大会で優勝を果たした。整備の精度を上げたほか、部品をこまめに新調して故障のリスクを軽減したことが要因となり、創部22年で過去最高の成績を収めた。3年生は終業式の20日に研究部を引退。顧問の渡辺博(わたなべひろし)教諭(54)は「県内でこれだけの成績を残した学校はない。さらに工夫した車造りをしてほしい」と1、2年生に期待を寄せている。

 部員は1~3年生の14人で、太陽光パネルや電池を使い少ないエネルギーで走る3輪の車を製作。歴代受け継いだ車の空気抵抗や発電効率を研究し、走行距離や燃費を競う大会に出場している。

 本年度は6月の最初の大会こそ9位が最高と奮わなかったが、8月上旬に秋田県で開かれたソーラーカー大会で9連覇を達成。同月下旬に宮城県で開催された電気自動車エコラン競技大会でも頂点に立った。

 例年は2大会の優勝でも好成績というが、快進撃は続いた。10月1日に茂木町で開かれた燃費競技大会の2人乗りクラスで、ガソリン1リットル換算で約920キロを走り優勝。11月18日に千葉県で開催された電気自動車大会は高校生クラスで優勝を飾り、四つ目の栄冠を手にした。