運動部加入率、過去最低の70.8% 17年度の栃木県内中学 男子卓球3位に上昇

 県内中学校の2017年度の運動部加入率は前年度比1・1ポイント減の70・8%で、調査を始めた1987年度以降最低となったことが19日、県教委のまとめで分かった。地域のスポーツクラブなどで活動する生徒の割合は年々増加しており、活動の場が地域に移行しつつある様子がうかがえる。競技別部員数は男子で軟式野球が初めてベスト3から後退し、卓球が4位から3位に上昇した。

 調査は9月、県内の中学校と高校を対象に実施。中学生の運動部加入率は87年度の80・8%をピークに下降しており、運動部員数は前年度比1435人減の3万8445人となった。男女別の加入率は男子80・5%、女子60・7%だった。

 部員数が多い競技は、男子が1位サッカー、2位ソフトテニス、3位卓球。女子は1位ソフトテニス、2位バレーボール、3位卓球。

 地域のスポーツクラブ等で活動している中学生の割合は前年度比0・1ポイント増の4・8%。男子は0・3ポイント増、この5年では1・9ポイント増え6・6%だった。競技は、男子がサッカーや硬式野球、女子はソフトテニスや剣道が多かった。

 一方、男子の部活動では、一部期間を除き2011年度まで1位だった軟式野球は前年の3位から4位に後退。県教委競技力向上対策室は「高校で硬式野球をしようとする中学生は、軟式野球の部活動でなく地域のクラブなどで活動しているのではないか」と分析する。

 卓球は女子が14年度から3位、男子も00年度から4位と人気スポーツの一つになっている。今回順位を上げたのは、同年代の選手の活躍などが影響しているとみられる。文化部も含めた部活動加入率はこの5年で最低の90・8%だった。