佐野に救護施設「フルーツガーデン」 栃木県内では61年ぶり新設【動画】

佐野に救護施設「フルーツガーデン」 栃木県内では61年ぶり新設【動画】

 経済的困窮や障害などを複合的な理由で自立した生活が困難な人が暮らす救護施設「フルーツガーデン」が佐野市犬伏上町に新設され21日、落成式が行われる。運営する同所の社会福祉法人「三松会(さんしょうかい)」によると、救護施設の新設は県内で61年ぶりで、宇都宮市内の1施設に次いで2カ所目。来年1月4日から利用者が入所する。

 救護施設は生活保護法に基づく施設で「最後のセーフティーネット」と呼ばれる。福祉事務所を通じて入所し、必要な医療や生活支援などを受ける。

 同法人によると、フルーツガーデンは定員60人。居室は4人部屋と2人部屋、個室を整備。食堂や浴室、医務室、静養室などがあり、屋外には多目的広場や作業菜園を備える。県内の約10人の入居が決まっているという。

 施設のモットーは「全員家族」。利用者の意向や尊厳を尊重し、地域の福祉の拠点を目指すという。