大谷の岩風景、おもしろ撮影の現場に インスタ時代に観光客も注目 宇都宮

大谷の岩風景、おもしろ撮影の現場に インスタ時代に観光客も注目 宇都宮

 【宇都宮】てんぐが投げたという伝説が残る大谷町の名所「天狗(てんぐ)の投げ石」が、石をキャッチしているように撮影できると、ちょっとした話題になっている。他にも同所周辺には人の顔や犬の顔に見える岩などがあり、写真共有アプリ「インスタグラム」が流行する昨今、観光客などから注目されている。

 天狗の投げ石は大谷寺への表参道右側にある。この南方約700~800メートル離れた戸室山に住むてんぐが投げた石との伝説が、名前の由来になっている。参道の入り口付近に立ち、手を上げると投げ石をキャッチしたようなユニークな写真が撮影できる。

 人の横顔に見える岩は、大谷寺入り口右手の御止山(おとめやま)の岩肌にある。凝灰岩のくぼみなどが鼻やあご、目のように見える。

 御止山にはこの時季の夕刻、西日に照らされた平和観音の影が映る様子も見られる。「右下にある岩のくぼみが鳥の形にも見え、趣がある」と同寺近くにある大谷石体験館の諸岡秀子(もろおかひでこ)店長(57)。

 表参道入り口の前を通る県道から北西に目を向けると、犬の横顔のように見える岩もある。同所、無職伊藤幸子(いとうさちこ)さん(82)宅が所有する岩で、以前はフジの木のツルに覆われていたが、伐採後お目見えしたという。