マイコール(栃木)、「オンパックス」をエステーに事業譲渡

 使い捨てカイロ「オンパックス」を製造販売するマイコール(栃木市皆川城内町、臼井均(うすいひとし)社長)は、国内販売総代理店のエステー(東京都新宿区)に主力のカイロ事業を譲渡することが18日、分かった。同日、エステーが発表し、新工場「エステー栃木工場」(仮称)を栃木市千塚町の千塚産業団地に建設することも明らかにした。

 マイコールの全従業員約120人はエステーが事業を譲り受けるために設立する新会社に転籍し、新工場で働く予定。

 事業譲渡の契約締結日は18日。譲渡価格は非公表。2018年12月1日に新会社を設立し、19年4月に新工場でカイロ製品の生産開始を目指す。

 マイコールは1904年、鹿沼市(旧粟野町)で麻殻灰を主原料とするカイロ灰の製造で創業した。88年には業界初の衣類に貼るカイロ「はるオンパックス」を発売し、カイロの新市場を開拓した。事業譲渡は「112年続いたカイロ・温熱事業を永続的に成長させるため」(栗原誠(くりはらまこと)専務)という。