カラス駆除、11年で3000羽 農作物被害防止に貢献 日光の小林さん

 【日光】県猟友会日光支部大沢地区会に所属する土沢、不動産業小林啓二(こばやしけいじ)さん(61)が11年前から市内で本格的に始めた有害鳥獣のカラスの駆除で、累計数がこのほど約3千羽に上った。1人で年平均280羽ほどを散弾銃で仕留めており、市内のカラス駆除数の約半数を占めるという。市や支部によると、個人としては異例の多さだという。

 市農林課と支部によると本年度は7日現在、市内で174人のハンターがカラス計522羽を駆除。このうち小林さんは半分以上の275羽を仕留めている。

 小林さんは1994年に狩猟免許を取得。鳥猟をメインに農家や自治会からの要望で駆除し、ビニールハウスの破損や農作物被害の防止などに努めている。

 2006年ごろから針谷の養鶏所周辺の雑木林を本格的な狩り場とし、ニワトリの排せつ物に含まれる餌を目的に集まるカラスを木陰で待ち伏せる。早朝から3、4時間ほど身を潜め、時には鳴き声をまねておびき寄せ、頭上を通過した瞬間、枝葉の合間を縫うように散弾銃を撃つ方法で駆除するという。08年度は個人で過去最多の315羽を駆除した。